interview

サイバー犯罪捜査官

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ITと法律の2つの分野を駆使して
新たなサイバー犯罪に立ち向かう。

PROFILE サイバーセキュリティ対策本部
警部補 長野県出身

2016年
入庁(巡査部長として特別採用)
研修等特別捜査専科
サイバーセキュリティ犯罪対策
配置換生活経済課
研修等生活安全捜査任用科
2017年〜
研修等民間企業短期委託研修(計13回)
2021年
昇任警部補に昇任
研修等民間企業短期委託研修
2023年
配置換サイバーセキュリティ対策本部
2025年
研修等民間企業短期委託研修(計3回)
サイバー犯罪捜査官の役割とは?
ITが人々の生活や経済活動に必要不可欠な社会基盤として定着した昨今、インターネットを悪用したサイバー犯罪は年々増加の一途をたどっています。私はサイバー犯罪捜査官として、ITと法律を駆使し、経済の健全な発展を脅かすサイバー犯罪を迅速に解決へと導く使命を担っています。企業の機密情報を漏えいする営業秘密侵害事犯や海賊版サイトをはじめとする著作権侵害事犯など、知的財産関連法に関わるサイバー犯罪捜査が私の主な任務ですが、各警察署に対する捜査指導なども行っています。
サイバー犯罪捜査官を目指したきっかけ
前職は大手保険会社に勤務し、約5年間にわたりシステムエンジニアとして業績管理システムの開発運用保守や各種データの分析、BI(Business Intelligence)ツールの導入、分析基盤システムの更改業務などに携わってきました。そして、業界初となるAI技術を活用した保険募集システムの開発を成し遂げたことがきっかけとなり、自らの知識や技術を企業利益のためではなく、世のため人のために生かしたいという思いが高まり、転職を考えるようになりました。そんな折、偶然にも悪質なサイバー犯罪に立ち向かう特別捜査官の存在を知り、迷わず警視庁への入庁を決意しました。
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採用選考に向けた対策
培ってきた自らの経験を警察活動でどう生かすことができるのか、自身の今後のキャリアを描くために実施した自己分析が面接で大いに役立ったと感じています。採用後、所属に配置されるまでの約1か月間を警察学校で過ごしたことで、警察官として必須となる知識や技能を座学と研修でしっかりと身に付けることができました。
サイバー犯罪捜査官のやりがい

これまでにない新たな技術で生み出された犯罪を既存の法律でいかに取り締まるか、ITと法律という2つの分野にわたって解析・検討しながら進めていくサイバー犯罪捜査は、一筋縄ではいかないことがほとんどです。しかし、地道な捜査の末に被疑者を特定し事件解決に貢献できた時には被害者から感謝の言葉を頂くことも多く、やりがいを感じます。また、現場の最前線で活躍し続けるためには、判例や法律の勉強と最先端のIT技術の習得を並行して継続することが欠かせません。前職で取得した「応用情報処理技術者」に加えて「知的財産管理技能士」の国家資格を取得するなど日々自己研鑽に励んでいます。

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これからの目標
犯罪に悪用された技術やシステムの仕組みへの理解、ツール開発等による効率的な解析手法の確立など、前職で得られた経験が現在に生きていることを日々実感しています。今後もサイバー犯罪捜査官として様々な経験を重ねることで、より一層の技能向上に努めるとともに、自らの知識や技術を同僚たちに継承していくことが目標です。そして、サイバー犯罪に立ち向かう捜査員を増やし、警視庁全体の捜査能力を向上させ、1件でも多くの悪質なサイバー犯罪を解決に導いていきたいです。
転職経験者だから分かる「警視庁」

システムエンジニアをしていた時は「システムは正常稼働が当たり前」でしたので、自らの仕事が社会の役に立っているのか実感しづらい状況にありました。しかし、サイバー犯罪捜査官となった今、事件解決のニュースが世間で大きく報じられたり、被害者や同僚から「ありがとう」と感謝の言葉を頂いたりと、自らの仕事が直接社会のために役立っていることを実感する機会が多く、達成感が得られるとともに自分に自信を持つことができています。

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MESSAGE

サイバー犯罪捜査官を目指す方へのメッセージ

警視庁のサイバー犯罪捜査官として難易度の高い事件捜査に挑むことで、自らの能力を遺憾なく発揮することができますし、様々な道のプロフェッショナルから刺激を受け、高いモチベーションで仕事に邁進できる環境があると感じています。皆さんが持つ知識や技術は、人々の暮らしを守る警察活動にきっと役立つはずです。日々新たな発見や経験が得られる警視庁で、皆さんと共に働けることを心待ちにしています。