令和7年度 警視庁採用サイト

VOICE

先輩の声

地域警察通信指令

迅速かつ的確な無線指令で 警視庁の初動警察活動を 支える

地域警察 通信指令

PROFILE

一人ひとりの、わたしらしさ。

12年間の少林寺拳法で培われた自信

通信指令本部 指令第三係 (現:小岩警察署 地域第二係)
巡査部長
埼玉県出身

小学生の頃から約12年間、少林寺拳法に励んでいました。長年の修行を通して一歩を踏み出す「勇気」や、他者を思いやる「慈悲心」、正しいことを判断する「正義感」が養われたことはもちろん、何よりも努力を継続したことで自分に自信が付きました。少林寺拳法で得られたすべてが今の自分を形作っています。

2014年 入庁 
2015年 丸の内警察署 地域第四係
2017年 地域第二係
第五機動隊 第一中隊武道小隊(柔道)
2018年 広報係
2020年 通信指令本部 指令第三係
2025年 巡査部長に昇任
小岩警察署 地域第二係

入庁の経緯と現在の仕事

幼い頃よりテレビや映画を通して、社会のために働く警察官の姿に憧れを抱いていました。そして、56年ぶりとなる東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催が決定したことをきっかけに、「世界が注目するイベントに自分も携わりたい」という思いが高まり、迷わず警視庁を志しました。通信指令本部は、都民からの様々な110番通報を受理する「110番受理」と、通報内容に応じて警察署や担当部署への指令を行う「無線指令」に分かれており、私は無線指令を担当しています。110番受理担当者が聴取した毎日約5,000件に上る通報内容を迅速かつ的確に無線指令することで、警視庁の初動警察活動を支える使命を担っています。

担当業務のやりがい

警視庁全体における年間の110番受理件数は約213万件で、その多くが何らかの事件や事故に関わる重大な内容です。一つ一つの事件・事故と真摯に向き合い、自らの無線指令によって被疑者検挙や事件解決に貢献できるのは大きなやりがいです。重傷ひき逃げ事件の緊急配備指令を担当した時は、車体の色や車種、車両番号、逃走方向などを詳細に警察署へ指令し、現場の警察官による綿密な捜査によって被疑者を検挙することができました。組織一丸となって被害者の無念を晴らすことができた瞬間は、今でも忘れられません。

仕事をする上で
大切にしていること

110番受理では通報者の立場に寄り添いながら詳細な内容を聴取すること、そして、無線指令では情報を集約するとともに現場の警察官の意向をくみ取りながら的確な指令を出すことが欠かせません。どちらも電話や無線を介した声だけのやり取りとなるため、声の抑揚や言葉選びに注意することで相手にとっての話しやすさ・聞きやすさを大切にしています。また、無線指令を行う上では現場警察官の声や対応を最大限に尊重しながらも、冷静な判断と客観的な視点を維持することを心掛けています。

これからの目標

これからも無線指令の技能向上に努め、年に1度、全国警察の通信指令本部員を対象として開催される「全国通信指令技能競技会」に出場し、優勝することが目標です。そして、自らの無線指令を通して1件でも多くの事件や事故を解決に導き、一人でも多くの都民の安全・安心を守ることができるように初心を忘れず日々精進していきます。

SCHEDULE

ある1日のスケジュール

6:30 起床
7:00 朝食
8:30 出勤、指示連絡
8:45 無線指令業務
12:00 休憩、昼食
13:00 無線指令業務
17:15 退庁
18:15 帰宅
19:00 夕食
20:00 テレビ鑑賞
21:00 昇任試験勉強
23:00 就寝

HOLIDAY

休日の過ごし方

釣りとサウナが
マイブーム

休日はのんびり過ごすことが多く、サウナや温泉施設に行ったり、釣りをしたりすることがマイブームです。また、緑豊かな公園をジョギングしたり、録画したテレビドラマを見たりと、リラックスすることで心身のコンディションを整えています。

MY HERO TYPE

私のヒーロータイプ

明るくて面倒見の良い
コミュニケーション型ヒーロー

通報の先には、どのような事件・事故が起こっているのか。焦り動揺している電話の向こう側の通報者を落ち着かせ、最低限必要で正確な情報を早期に聴取し、声を頼りに想像力を働かせ、警察官が混乱せず現場に急行できるよう聞き取りやすい的確な指令を出すことを心掛けています。声のトーンや話し方等で、相手の意図を酌み取る能力を磨くため日頃からコミュニケーションを大切にしています。

あなたの
ヒーロータイプは
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