VOICE
先輩の声PROFILE
一人ひとりの、わたしらしさ。
人身安全対策課 子ども・女性安全対策第三係
(現:ストーカー・DV捜査第一係)
巡査長
北海道出身
幼い頃から人と話すことが好きで、学生時代は部活動を通して先輩や後輩、同級生など年齢や性別を問わず様々な人と良好な関係性を築くコミュニケーション能力を養いました。一人ひとりに寄り添いながら相手の気持ちをくみ取る共感力が、被害に遭われた方々からの聴取を行う際にも生かされています。
2017年 | 入庁 |
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2018年 | 綾瀬警察署 地域第三係 |
2019年 |
生活安全捜査任用科 少年第一係 生活相談係 |
2021年 | 保安係 |
2022年 |
生活安全特別捜査隊 (人身安全関連事案総合対策本部併任) |
2024年 |
人身安全対策課 子ども・女性安全対策第三係 ストーカー・DV捜査第一係 |
中学生の頃に東京へ旅行した時、道に迷って困惑する私に声を掛けてくださった交番のお巡りさんに憧れを抱きました。それ以来、私も世界中の人々が集う首都・東京で困っている人々に手を差し伸べられる存在になりたいと考え、警視庁警察官を志しました。人身安全対策課では、ストーカー・DV事案、児童・高齢者・障害者に対する虐待事案、凶悪事件に発展するおそれのある行方不明事案、子供や女性に対する路上での性犯罪等に発展するおそれのある事案を取り扱っています。
一定地域において連続的に発生する事件を取り扱うことが多いため、周辺住民の安全・安心な暮らしを早期に取り戻すことが私の使命です。防犯カメラでの捜査や現場の聞き込みなどにより、証拠を一つ一つ地道に積み重ね、重大な犯罪に発展するおそれのある前兆事案を解決できたときは大きなやりがいを感じます。犯人検挙に至ったことを周辺地域の学校へ電話で報告すると、「ようやく安心して子供たちの登下校を見守ることができます。」と安堵の言葉を頂くことも多く、この仕事をしていて良かったとやる気も高まります。
私たちは日々数多くの事件を扱い、被害者からの聴取も数えきれないほど行います。しかし、被害者にとっては一生に一度の出来事であることがほとんどです。もちろん事件解決のためには犯人の特徴など当時の状況を詳しく聴取する必要がありますが、聴取することに集中し過ぎて、目の前の被害者の気持ちを見失わないよう、被害者が話しやすい環境作りや言葉遣いなどに気を配りながらコミュニケーションを取るようにしています。ストーカー被害に遭った女性を保護した際、涙ながらに感謝をしていただいたことは今でも忘れられません。
人身安全に関連する事案は、被害者が危険性を正しく認識できていないことも多いため、まずは何でも気軽に相談できる環境を整えることが大切だと思っています。そして、私自身もスキルアップに努め、「この人に相談すれば大丈夫」と多くの方から頼りにされる捜査員を目指していきます。1件でも多くの犯罪を未然に防いで人々の安全・安心を守り抜く存在になりたいです。
6:00 | 起床、朝食 |
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8:30 | 出勤、捜査書類作成 |
10:00 | 防犯カメラ解析 |
12:00 | 休憩、昼食 |
13:00 | 被害発生現場の確認 |
15:00 | 被害者からの聴取 |
17:15 | 退庁 |
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18:30 | 帰宅 |
19:30 | 夕食、家事 |
21:00 | テレビ鑑賞など |
22:30 | 就寝 |
休日は、東京の土地勘をつかむために都内を散策しています。散歩中に見つけたカフェで、のんびりと贅沢な時間を過ごすことがマイブームです。また、長期休暇の際には、地元の北海道に帰省して犬と遊んだり、旅行に出掛けたりしてご当地のおいしいグルメ巡りを楽しんでいます。