VOICE
先輩の声PROFILE
一人ひとりの、わたしらしさ。
施設課 設備保全係
主事
長野県出身
学生時代の6年間は剣道に注力し、反射神経や動体視力などの身体面はもちろん、礼儀正しさや他者への配慮といった精神面が磨かれました。また仲間たちと切磋琢磨しながら稽古に励んだ経験から、仲間を思いやることの大切さを学ぶと同時に、チーム一丸となって目標達成を目指す素晴らしさを実感しました。
2020年 |
入庁 施設課 設備保全係 |
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2021年 | 民間企業短期委託研修(CADソフト) |
2023年 | 危険物取扱者乙種4類の資格取得 |
大学で学んだ電気工学の知識を生かし、「社会に貢献できる仕事に就きたい」という思いから公務員の電気職を志しました。公務員の電気職の中でも警察行政職員は、警察ならではの特殊な設備やシステムに携わることができることに強い興味を持ち、さらに警察組織で最大規模を誇り電気職員の活躍の場が広い警視庁に身を置くことが自らの成長につながると考え入庁を決めました。設備保全係は、あらゆる警察施設に欠かせない電気設備の保守と改修を担っています。受変電設備や発電設備など各種設備の定期点検を通して不具合が見付かった場合には、警察内外の方々と連携して改修工事の設計・積算・起案・工事監督を行います。全ての警察職員が安心して業務に邁進できる環境を整えています。
設備保全係は、自然災害など非常時でも、24時間休みなく活動する警察業務を継続できるよう発電設備を整備するなど、いつもの「当たり前」を守っています。決して明確に成果が出る仕事ではありませんが、警視庁で働く全ての職員が常に万全の状態で職務を遂行するための基盤を担う業務に大きな責任と魅力があります。時に突発的な設備の不具合で、困難に直面することもありますが、上司や同僚と一致団結して問題を解消できた際には達成感が得られますし、不具合を解消した際に警察職員からも「迅速な対応で助かりました。」と感謝の言葉を頂く機会も多く、自らの仕事に誇りとやりがいを感じています。
設備保全係は、円滑な保守・改修業務を行うため、警察署や交番をはじめとする第一線で働く職員の目線に立ち、実際の作業を委託している民間業者に対して技術者として指示する立場にあります。警察内外を問わず多くの人と関わりながら仕事を進めていく必要があるため、丁寧かつ誠実なコミュニケーションが欠かせません。関わる全ての人が同じイメージを共有できるよう、専門用語をかみ砕いて伝えるなど、相手の立場に立った対話を大切にしています。今後も自らの知識や技術の向上に努めることで「あなたに聞いてよかった」「あなたが担当者でよかった」と言ってもらえるような警察行政職員を目指していきたいです。
「電気工事士」や「消防設備士」などの国家資格取得を目指して、設備や法律の知識などの更なる習得に努めていきたいと思います。そして、将来的には交番や警察署の電気設備設計を担当し、自らのアイデアも取り入れながら何十年も地図に残る建物の建設に携わることが目標です。
6:00 | 起床 |
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6:30 | 朝食 |
8:30 | 出勤、書類作成 |
10:00 | 工事打合せ |
12:00 | 休憩、昼食 |
13:00 | 設計、積算業務 |
15:00 | 工事書類の照査 |
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17:15 | 退庁 |
18:00 | 帰宅 |
19:00 | 夕食 |
20:00 | 資格取得の勉強 |
23:30 | 就寝 |
休日は趣味のカメラを持って友人と出掛けることが多く、最近は少し遠出をして京都や淡路島などを巡り、東京にはない景色を満喫してきました。また、入庁してから上司の薦めで書道を始め、警視庁の月例書道に毎月応募しています。現在二段まで昇段することができましたが、より高みを目指して精進していきたいと思います。