令和7年度 警視庁採用サイト

VOICE

先輩の声

交通技術

悲惨な交通事故を無くすため 安全・安心な道路環境を 実現する。

交通技術

PROFILE

一人ひとりの、わたしらしさ。

何事にも目標に向かって努力し続けること

交通規制課 安全施設第一係(現:規制実施係)
主事
千葉県出身

学生時代から、昨日よりも今日、今日よりも明日、少しでも成長した自分でありたいと思い、学業でも野球でも、高みを目指して努力をしていました。これまで知らなかったことを知ることで世界が広がり、できなかったことができるようになれば、よりチームに貢献できます。現在は交通事故を減らすというとても大きな課題に取り組んでいますが、「継続は力なり」を信じて、これからも努力し、挑み続けます。

2018年 入庁
交通規制課 安全施設第一係
道路交通安全研修生として国土交通大学校へ派遣など研修計3回
2019年 道路実務基礎研修参加のため東京都建設局職員研修所へ派遣など研修2回
2020年 (社)土木学会主催の研究発表会において論文発表2回(~2023年)
2024年 災害交通対策第1係
規制実施係

入庁の経緯と現在の仕事

子供の頃から車や電車などの乗り物が好きで、大学では交通工学を専攻していました。将来は、交通分野で多くの人のためになるような仕事に就きたいと考え、日本で最も人口や交通量が多く、他道府県に比べてより複雑な道路環境の首都・東京で都民の声を聴きながら安全・安心な道路を作り上げていきたいと思い、警視庁に入庁しました。安全施設第一係は、主に道路の新設・改築時において予見される交通事故を防止するために道路管理者との道路設計協議や交差点改良などによる交通安全対策の検討、重大交通事故発生場所における再発防止、通学路の安全確保などを目的とした道路管理者への交通安全施設整備の要請などを行っています。

担当業務のやりがい

道路の新設・改築において様々な関係者と協議し、安全・安心な道路環境を実現することによって悲惨な交通事故を無くすことに直接貢献できるのがやりがいです。高齢者の多い居住エリアで、横断歩行者の安全対策として23区内で初となる「無信号二段階横断歩道」の設計に関わった時のことです。信号のない横断歩道を分割し、車道の中央部に「交通島」と呼ばれる歩行者の待機所を設置することで、2回に分けて片側車線ずつ渡る横断歩道が完成して、実際に歩行者が利用している姿を見た時や利用者から感謝の声を頂いた時は、仕事に対する誇りとやりがいを実感しました。

仕事をする上で
大切にしていること

道路の新設や改築における設計協議では、地元住民や道路利用者などから利便性の向上を求める声が多くある中で、時には利便性よりも安全性を優先する必要があり、そのバランスを保つのが難しくもあります。安全性と利便性の双方を兼ね備えた最適解を導き出すために、様々な人の意見に耳を傾け、丁寧に検討を重ねることを心掛けています。また、「安全・安心な道路を実現し、悲惨な交通事故を1件でも無くす」という揺るぎない信念の下、交通技術職員として更なる交通分野の知識と技能を身に付け、誰からも信頼されるプロフェッショナルになることを目指しています。

これからの目標

ふだんの業務や現場経験などを積み重ねることで交通安全対策のセンスを磨き、培った道路交通に関する知識や技能を後輩に伝授していきたいと考えています。また、無信号二段階横断歩道などの先進的な安全対策について、今後も知見を深めるために大学の研究論文や専門書をはじめ、学会などにも積極的に参加して更なる知識の習得に努めていきます。

SCHEDULE

ある1日のスケジュール

6:00 起床、朝食
8:30 出勤、業務開始
9:00 道路管理者と道路設計に関する打合せ
11:00 打合せ結果の整理
12:00 休憩、昼食
13:00 現場実査
16:00 帰庁、実査報告書の作成、翌日の準備
17:15 退庁
18:30 帰宅、夕食
20:00 昇任試験勉強
21:00 映画鑑賞など
23:00 就寝

HOLIDAY

休日の過ごし方

チームの優勝を目指して
奮闘中

高校時代から草野球チームに所属しており、毎週日曜日は都内のグラウンドを借りて同年代の社会人や学生たちと一緒に練習や試合をしています。私の所属するチームが参加するリーグは1年かけて10チームの総当たり制となっています。目標はもちろん優勝です!

MY HERO TYPE

私のヒーロータイプ

気配り
ホスピタリティー型ヒーロー

誰かの役に立ちたい、誰かをサポートしたい、人の喜ぶ顔が見たいという思いを持ちながら仕事をしています。業務上、都民・国民から直接感謝の言葉を頂いたり、喜ぶ顔を見る機会は少ないですが、普段日常において何事もなく道路を歩いたり、運転することのできる状況が我々交通管理者にとって安全かつ円滑な交通を供与できている証であり、より安全で円滑な交通を目指すモチベーションとなっています。

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ヒーロータイプは
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