VOICE
先輩の声PROFILE
一人ひとりの、わたしらしさ。
第四交通機動隊 第一中隊
巡査長
石川県出身
小学生の頃から野球に全力を注ぎ、高校では約50名の部員を束ねるキャプテンを務めました。高校最後の夏となる県大会では、準決勝まで進出。惜しくも甲子園出場とはなりませんでしたが、個の力を結集して組織の力を最大限に発揮して成果を生み出すためには、チーム一丸となり結果にこだわる姿勢が重要であると実感しました。
2015年 | 入庁 蒲田警察署 地域第二係 |
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2017年 | 交通総務係 |
2019年 |
交通執行係 白バイ乗務員養成講習 |
2020年 | 第六方面交通機動隊 第二中隊 |
2022年 |
交通取締用自動車運転技能委託研修 大型運転免許取得講習 |
2023年 | 第四交通機動隊 第一中隊 |
約10年間の野球経験で培った忍耐力や協調性を、人の役に立てたいという思いから警察官を志しました。入庁して間もなくの交番勤務で交通違反の指導取締りを行ったものの、運転者に理解を得られず困っていた私を助けてくれたのが白バイ隊員です。その凛々しい姿に憧れて、私も白バイ隊員を目指そうと決意しました。現在は第四交通機動隊の一員として、足立区や江東区など東京の東エリア一帯で白バイや交通パトカーの機動力を生かし、交通事故を未然に防ぐための交通指導取締りや安全指導、交通事件や事故の処理等を行っています。
白バイに乗車し街中をパトロールすることで、都民からは交通ルールの意識を高める存在として、子供たちからは憧れの対象として見られることもあり、安全・安心な交通社会を実現する一助となっていることが日々のやりがいです。取扱いの中で、応援要請した際には、同じ隊の白バイ隊員たちが駆けつけ、共に対処してくれて頼もしい仲間たちに囲まれていると実感します。そんな仲間たちと出場したのが、2023年に行われた第44回警視庁白バイ安全運転競技大会です。チームのキャプテンとして団体準優勝に貢献し、厳しい訓練を経て身につけた運転技術に大きな自信を持つことができました。
小さな交通違反の積み重ねが大きな交通事故につながることを一人でも多くのドライバーに理解してもらえるよう、どんな時にも誠実かつ丁寧な対応を心掛けています。警視庁の交通機動隊では、2024年から電動キックボード等の新たなモビリティや自動運転等への対応、災害発生時や警衛警護警備など近年の新たな交通課題に対処するため、「新型モビリティ取締指導部隊」や「災害対応部隊」等を発足し、交通社会の安全・安心をリードする存在として日々進化を続けています。私自身も社会情勢の変化に応じた知識や技術の習得に努めています。
白バイの訓練で培った運転技術を生かして、組織一丸となり交通事故のない安全で快適な交通社会を実現することが最大の目標です。そのためにも引き続き都民と接する際の謙虚な姿勢を忘れず、知識の習得と技術の向上に努めていきます。また、災害対応部隊の一員として訓練を重ね、災害が発生した際には、オフロードバイク等を活用して被災地の助けを求める方々の支えになることが目標です。
5:30 | 起床、朝食 |
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7:30 | 出勤、指示連絡、車両整備点検 |
8:30 | パトロール(交通指導取締り) |
14:00 | 帰隊、休憩、昼食 |
15:00 | 書類整理、車両整備点検 |
16:15 | 退庁 |
17:30 | 帰宅 |
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19:00 | 夕食 |
20:00 | 家族との団らん |
21:00 | 昇任試験勉強 |
22:00 | 就寝 |
非番(夜勤明け)は同僚たちと会話を楽しみながらジョギングをして、体力づくりに励んでいます。また休日は家族と過ごす時間を大切にしており、子供の大好きなハヤシライスを作ったり、思い出づくりに旅行へ出かけたりしています。昨年は、長期休暇を利用してハワイを訪れ、大自然を満喫してきました。