VOICE
先輩の声PROFILE
一人ひとりの、わたしらしさ。
航空隊 整備班
主事
千葉県出身
小学生の頃から約12年間、野球に注力していました。高校時代の顧問の先生にいただいた「周りの人や環境への気配りを忘れず、日々の学校生活や部活動に取り組むように」という言葉は今なお記憶に残っており、習慣付けられた細やかな気配りが、一つ一つの作業と真摯に向き合う航空整備士の仕事にも役立っていると感じます。
2021年 |
入庁 航空隊 整備班 |
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2022年 |
回転翼航空機整備士基本研修 民間企業での整備等研修計6回 |
2023年 | 民間企業での整備等研修計3回 |
手に職を付けるため、様々な専門職を調べる中で出会ったのが航空整備士という仕事でした。その格好良さに魅了されて専門学校で学びを深めていくと、警視庁は13機ものヘリコプターを用いた各種活動で、日本国民の暮らしを守っていることを知りました。憧れの整備士として多くの人の役に立つことができる職務にひかれ、警視庁を志望しました。航空隊の整備班は、機体の各種点検や修理、誘導などの地上業務のほか、フライトエンジニアとして飛行中の機体点検、災害時の情報収集・救助活動などを支援する飛行業務に従事しています。
私が整備に関わったヘリコプターが、何事もなく日々の業務を遂行している姿を見ることが大きなやりがいです。また、整備した機体を通じて事案の解決に貢献できたときには自らの仕事に誇りを感じます。警視庁の航空隊は、その規模の大きさから過去には東日本大震災などにおける救助活動、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の警備活動に地上業務及び飛行業務の両面を通して、日本を守る使命を担っています。
私たちが整備する航空機は、小さな不具合でも、人命に関わる大きな事故を引き起こす可能性があります。「絶対にミスを起こさない」という気持ちを胸に刻み、基本を忠実に守りながら一つ一つの整備作業と真摯に向き合うことを大切にしています。また、複数の整備士が連携しながら作業をするため、密なコミュニケーションが欠かせません。チームワークを大切に、一人一人の知識と経験を持ち寄って互いに補完し合い、ときには国内外の資料も参考にしながら完璧な整備を実現しています。
一緒に整備に従事している上司や先輩方のように、知識や技術だけではなく、周囲から信頼される人間力も兼ね備えた整備士となることが目標です。そのためにも、まずは様々な経験を積むと同時に各種資格を取得し、地上業務も飛行業務もどのような仕事でも任せてもらえる一人前の整備士を目指しています。そして、整備士として認められた暁には、東京都の伊豆諸島や小笠原諸島などの島しょ部での警察活動にも従事していきたいです。
6:00 | 起床、朝食 |
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8:30 | 出勤、航空機運行状況・予定表の確認 |
9:30 | 飛行前点検 |
10:00 | 離陸時の誘導 |
11:30 | 着陸時の誘導、飛行後点検 |
12:00 | 休憩、昼食 |
13:00 | 離陸(警戒活動に同乗) |
14:30 | 着陸、飛行後点検 |
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15:30 | 定時点検 |
17:00 | 翌日の業務確認 |
17:15 | 退庁 |
19:00 | 帰宅、夕食 |
20:30 | 資格の試験勉強 |
22:30 | 就寝 |
食べることが好きでグルメ巡りにハマっていて、テレビやインターネット、雑誌などで紹介されたお店を巡るのが好きです。特に、広島に行った際に食べたお好み焼はおいしかったです。もう一つの趣味が休日に父と釣りに行くこと。魚がヒットした時の興奮は忘れられません!