VOICE
先輩の声PROFILE
一人ひとりの、わたしらしさ。
サイバー攻撃対策センター
巡査長
東京都出身
学生時代に注力していたのが硬式テニスです。ダブルスで試合に出ることが多かったため、ペアといかに連携するかが課題でしたが、試合中も練習中もコミュニケーションを重ねることで、相手の意図をくみ取り、自分の考えを伝える力が鍛えられました。
そして、互いの強みを生かし、弱みを補うことで、仲間と信頼関係を築くことができました。この経験は、同僚だけでなく、民間事業者の方々と協力しながら目標を達成する力が求められる現在の仕事に、大いに生かされています。
2018年 | 入庁 |
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2019年 | 警察署 地域課 |
2020年 | 警察署 地域課 |
2021年 | 警察署 警備課 |
2023年 | サイバー攻撃対策センター |
同級生を交通事故で亡くしたことで、今私たちが享受している平穏な日常は、決して当たり前に存在するものではないことを実感しました。そして、生まれ育った東京の安全・安心を日夜守り抜く警視庁警察官を志望しました。
勤務するサイバー攻撃対策センターでは、サイバーテロの脅威から首都を守ることを使命に、官民一体となったテロ対策を推進する任務に従事しています。
重要な社会インフラや先端技術を支える民間事業者に対して、サイバーテロ被害の未然防止と拡大防止を図るため、サイバー攻撃の最新の手口や動向に関する注意喚起や情報提供を行っています。
都内には日本を支える企業が多く存在していますので、テロに対する危機管理能力の向上に貢献できることが、首都東京の安全・安心につながり、都民の皆様の平穏を守るための一端を担うことができるので、強くやりがいを感じています。
テロを未然に防止するためには、都民の皆様の協力と危機意識の共有が欠かせません。事業者からより深い理解を得るためには、なぜ対策が必要なのか、どういった危険性が想定されるのか、どうして協力が必要なのかを具体的に説明することが大切です。事業者の現状を一つ一つ丁寧に確認した上で、事例を交えるなどして、分かりやすく具体的なアドバイスをするように心掛けています。日々の研鑽は、欠かすことができません。
恩師である警察学校の教官からは「日々感謝、常に美しく」と教えられてきましたので、どんなときにも周囲への感謝を忘れず、信頼していただけるような振る舞いを常に心掛けています。
首都・東京でテロを起こさせないことが最大の目標です。
サイバー攻撃をはじめテロの手口は常に進化していますので、新たな脅威に対処するために最新の技術を学び続けることが必須です。
自分の知識や専門性を深めることに挑戦し続けることで、多くの方々との信頼関係を構築し、都民の皆様の安全・安心に貢献し続けたいと思っています。
また、警察官として幅広い知識の習得に努め、一つ一つ経験を積み重ね、巡査部長に昇任し、さらに業務の幅を広げることも目標です。
6:00 | 起床 |
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7:45 | 勤務地到着 |
8:30 | 就業、訪問準備 |
10:00 | 企業訪問 |
11:00 | 訪問終了 |
11:30 | 帰庁 |
12:00 | 休憩 |
13:00 | 書類作成 |
17:15 | 退庁 |
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18:30 | 帰宅 |
19:00 | 夕食 |
21:00 | 昇任試験勉強 |
23:00 | 就寝 |
訪れたことのない都道府県に足を運び、その土地ならではの食事や景色を楽しむことが一番のリフレッシュ方法です。最近は夫と一緒に広島県と愛媛県を結ぶ「瀬戸内しまなみ海道」を訪れ、瀬戸内海に浮かぶ島々の風景を存分に満喫してきました。また疲れを癒やしに銭湯に行くなど、一人で過ごすのんびり時間も大切にしています。