令和7年度 警視庁採用サイト

VOICE

先輩の声

生活安全警察少年

少年一人一人の思いを尊重し 健全な育成と未来に導く。

生活安全警察 少年

PROFILE

一人ひとりの、わたしらしさ。

相手に合わせた対話力

綾瀬警察署 少年第一係
巡査部長
福岡県出身

学生時代は経済的に自立したいという思いが強く、学業と並行しながらパン屋や子供写真館のアルバイトに注力していました。幼い子供からお年寄りまで様々な年代の方々と接する経験を通して、一人一人に合わせたコミュニケーションを取る力が身に付きました。

2015年 入庁
2016年 王子警察署 地域第四係
2018年 生活安全捜査任用科
少年事件捜査実務講習
2020年 留置係
サイバーセキュリティ対策本部 管理担当
2022年 巡査部長に昇任 綾瀬警察署 地域第三係
生活安全相談係
2023年 少年第一係

入庁の経緯と現在の仕事

就職活動中、合同企業説明会などで警視庁の話を聞き、たくさんの種類の仕事があることを知り、警察官は人のために働くことで、自分の成長にもつながると思い、警察官になろうと決意しました。その中でも、警視庁は給与待遇や福利厚生などが充実しており、結婚や出産などライフイベントも大切にしながら長く働き続けられる職場環境であると知り、入庁を決めました。
現在は少年の健全育成のための仕事に従事しており、児童虐待や児童売春など少年を被害者とする犯罪の取締りのほか、補導活動による非行少年の立ち直り支援や少年を取り巻く有害環境の浄化、心身の鍛錬を目的とした少年柔道・剣道の行事開催などを行っています。

担当業務のやりがい

少年たちの声に耳を傾け、これからの長い人生を歩む上で健全な道に導く道標になれることが魅力です。対話の際は、彼ら彼女らの生活や精神といった繊細な部分に触れることがほとんどであるため、正論よりも相手にとっての最善を考えることを意識しています。初めて被害者の聴取を担当した時には、大人の男性に恐怖感を抱く少年の目線に立ち、時間をかけて関係性を築いた結果「この人になら話す」と心を開いてもらうことができました。どのように少年と向き合うか、少年にとっての最善とは何か、一人一人に合わせ対応する難しさはありますが、少年の未来を守るやりがいの大きい仕事です。

仕事をする上で
大切にしていること

判断基準を一方的に押し付けたり、先入観で決めつけたりすることなく、少年一人一人の考えや想いを尊重することを大切に幅広い視野を持つことを意識しています。また少年の家庭環境や取り巻く状況は様々であるため、友達のように親しく接したり、あえて敬語で距離を取ったりと、優しさと厳しさのバランスやタイミングを間違えないようにしています。一人で対処しきれない時には、経験豊富な先輩や子供を持つ同僚からの助言、上司のサポートを得て対処するなど、成長できる環境があります。

これからの目標

高度情報化社会を迎えた今、少年が関与する犯罪の多くはSNS等のインターネットを介して行われています。少年係として業務の幅を広げるためにも、サイバー関係の知識習得に努めることが目標です。そして一人でも多くの少年の助けとなり、これからの未来が明るくなるよう、初心を忘れることなく少年一人一人と真摯に向き合っていきます。

SCHEDULE

ある1日のスケジュール

6:30 起床、朝食
8:30 出勤
9:00 児童相談所との打ち合わせ
10:00 少年補導業務
12:00 休憩、昼食
13:00 母の会支援業務
16:00 少年柔道・剣道行事の開催
17:15 退庁
18:30 家事
21:00 夕食、テレビ鑑賞
22:00 ストレッチ
24:00 就寝

HOLIDAY

休日の過ごし方

旅行と散歩で
リフレッシュ

夫と一緒に国内旅行に出掛け、その土地ならではの美味しいご飯を食べることが私のリフレッシュになっています。最近は人通りの少ない早朝の浜辺を散歩することにハマっており、波の音に癒されています。長期休暇は地元の福岡県に帰省し、夜の街を彩る屋台飯を堪能しています。

MY HERO TYPE

私のヒーロータイプ

堅実
マイペース型ヒーロー

警察官としての私のモットーは「失敗や知識不足をそのままにせず、成長に変えるための努力をすること」です。仕事がうまくいかないこともありますが、そんな時にこそ前を向いて、成長するチャンスだと考えるようにしています。頼りになる先輩方からも多くを学び、これからも努力し、成長し続けていきます。

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